Windows での開発環境構築メモ
主に
について.
環境
Git
Git for Windows をダウンロード && インストール.
Cmder
Installing
- 公式 から
Download Full
を選んでダウンロードします. - 降ってきた zip を適当な場所に解凍します.
Cmder.exe
を選んで実行します.
Settings
この辺 が参考になった(雑).
文字コード問題
デフォルトの文字コードは Windows-31J (CP932) ですが,これを UTF-8 (CP65001) にします.
次のコマンドを打つだけでおkです.
$ chcp 65001
こいつを Cmder 起動時に勝手に実行させるため,右下のアイコン
→ Settings
→ Startup
→ Tasks
→ {cmd::Cmder}
を選び,右下に
&& chcp 65001
を追記します.
make
コマンドを使えるようにする
何かと使う make
がデフォルトでは入っていないので,入れておきます.
手順
- 公式 から
Complete package, except sources
を選択してダウンロード && インストール. ※ 執筆時点でmake-3.81.exe
が最新. - PATH を通します.
※ PATH の通し方
コントロールパネル
→システム
→システムの詳細設定
→環境変数
→PATH
→新規
で追加.C:\Program Files (x86)\GnuWin32\bin
とかを書きます.
VSCode
Installing
基本的にイエスマンでいいのですが,次の赤枠はチェックしておくと,後々使いやすいかもしれません. (というか,後で設定し直すには,再インストールするかレジストリを直接弄る必要があるっぽい.)
VSCode 関連のファイルは,(私の場合) C:\Users\<USER
NAME>\AppData\Roaming\Code\
に生成されています.
以下,断りなく Code
と書いた場合,ここを指します.
Settings
ファイル
→ 基本設定
→ 設定
(もしくは Ctrl + ,
)で,.json
という気味の悪い拡張子のファイル Code\User\settings.json
が開くので,これに色々書いていきます.例えば次みたいな感じ.
{ // Basic settings <- JSON5 なのでコメントも書ける "editor.wordWrap": "on", "editor.fontLigatures": true, "editor.fontFamily": "MyricaM M", "editor.fontSize": 14, "editor.renderWhitespace": "none", "editor.tabSize": 2, "editor.insertSpaces": true, "files.autoGuessEncoding": true, }
↑ VSCode 上で key にマウスオーバーすると詳細を教えてくれるので,詳細は省略します.
フォントはさしあたり MyricaM にしておきました. 普段は Migu フォントを使っているが,後述のターミナルのフォントに設定しようとすると「等幅じゃないよ!」って怒られるので,断念.
KayBinding
Emacs キーバインド拡張を入れる
基本的なキーバインドは Emacs のものを使いたいので, Emacs Friendly Keymap を使います.
同じような拡張がいくつかありますが,2018年7月現在,おそらく一番開発が続けられてるのがコレです.
手動でキーバインドを設定する
キーバインドの設定は Code\User\keybindings.json
に記述する.
手始めに,カーソル移動を Ctrl + (h|j|k|l)
に当ててみます.
基本的な流れは
みたいな感じ.
キーバインドを外す
ファイル
→ 基本設定
→ キーボード ショートカット
で現在の割り当てを確認できます.
キーバインドの検索
という窓から,例えば ctrl h
で検索すると,Ctrl + h
が 置換
に当てられていることがわかります.
これを選択して,Del
でキーバインドを外せる.外すと,Code\User\keybindings.json
が自動的に更新され,次のようになっています.
[ { "key": "ctrl+h", "command": "-editor.action.startFindReplaceAction" } ]
キーバインドを設定する
先程の Code\User\keybindings.json
に書き足していきます.
Ctrl + h
に「カーソルを左へ移動」を当てたいので,次のように書き足します.
[ { "key": "ctrl+h", "command": "-editor.action.startFindReplaceAction" }, { "key": "ctrl+h", "command": "cursorLeft", } ]
同じように,他のカーソル移動も設定します.
ついでに,元々 Ctrl + h
に当てられていた 置換
は間違いなく今後多用するので,Ctrl + r
に当て直す.
[ // 前略 { "key": "ctrl+r", "command": "-workbench.action.openRecent" }, { "key": "ctrl+r", "command": "-workbench.action.quickOpenNavigateNextInRecentFilesPicker", "when": "inQuickOpen && inRecentFilesPicker" }, { "key": "ctrl+r", "command": "editor.action.startFindReplaceAction" } ]
こんな感じで設定していきます.
※ VSCode v1.27 あたり?から,ほぼ GUI での設定ができるようになりました.
VSCode 上で Cmder するために
cmder\vscode.bat
を作成し,次のように編集します.
@echo off SET CMDER_ROOT=C:<cmder までの path> "%CMDER_ROOT%\vendor\init.bat"
さらに,settings.json
に次を書き足します.
"terminal.integrated.shell.windows": "C:\\WINDOWS\\System32\\cmd.exe", "terminal.integrated.shellArgs.windows": [ "/k", "C:<cmder までの path>\\vscode.bat" ]
※ \
はエスケープしてあげなとダメ.
これだけではやはり Windows-31J なので,こっちはこっちで起動時に UTF-8 にしてやる必要があります.
よって, terminal.integrated.shellArgs.windows
を次のように編集します.
"terminal.integrated.shellArgs.windows": [ "/k", "C:<cmder までの path>\\vscode.bat", "&&", "chcp", "65001" ]
ついでにターミナルのフォントに関する設定.
"terminal.integrated.fontFamily": "MyricaM M", "terminal.integrated.fontSize": 15, "terminal.integrated.lineHeight": 1.5,